マンション購入を考える人にお勧め!失敗のないローンの組み方!

「一軒家は、集合住宅と違って、騒音の気兼ねは少ないかも知れないけど、セキュリティの面で不安があるし、自然災害などの被害に遭ったときの修繕など、業者を探したり、比較したり、見積もりをしたりと、いろいろたいへん。また、経年劣化の心配もあるから、日頃から、きちんと家を維持、管理していくことが大切だし、ものぐさな我が家には向いていないなあ…」などと考え、持ち家として、マンションなどの集合住宅を選ぶ人は多いようです。月々の管理費のほか、修繕積み立てなどをしていきますから、セキュリティは安心ですし、エントランスや廊下など共用部分の外観の清掃も業者をつかってやってもらえます。自然災害などで修繕が必要なときも、マンションの管理組合などで話し合いながら決めていくのが常なので、ひとりであれこれ悩まないで済むのはなんといっても利点でしょう。
立地条件、間取り、共用施設などの面から、気に入った物件を見つけ、購入を決めて、一括で支払えればいいけれど、そうは行かないのは現実なので、次にするのはローン契約です。ローン契約の際、考えなければいけないのは…。
・ 金利
・ 自己資金はいくら用意し、借りるのはいくらか
・ 返済期日をいつにするか
ということでしょう。
金利は少なければ少ないほどいいですが、変動金利制の場合、返済期間が長くかかればその分、経済状態を受けて金利が高くなってしまう可能性もあります。そうした場合、最初のローン契約にこだわらず、ローンの借り換えも視野に入れておき、あらかじめ情報収集をしておきましょう。
自己資金は多く、用意できるに越したことはないのですが、そのせいで、今現在の生活にしわ寄せが来てしまうのは困りもの。病気や災害、冠婚葬祭などで急にまとまった額のお金が入り用になることもあります。ある程度の貯金は必要でしょう。そのあたりも考慮に入れた上で、自己資金を用意しましょう。
できれば返済期間は短めに済ませたいですよね。しかし、だからと言って、現在の生活にしわよせが来てしまっては、大変です。今までのライフスタイルを一変させてしまうような支払いではなく、わずかに節約をする、ぐらいの支払いペースがよいでしょう。また、ボーナス時に繰り上げ返済を利用すると一気に返済期間は縮まります。契約したローンが、繰り上げ返済を扱っているか、また繰り上げ返済時に余計な手数料などを取られないで済むか、ローン契約時にきちんと確認しておくことをお勧めします。

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